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酒食和楽通信
<酒にまつわる楽しい話>


笹川流れの干し煮だこ



 
 「私の顔は写さないで!」開口一番飛んできました。『まずシャッターを切る』それからお話を伺うのが…。つい先に撮らせていただきました。叱られるのも当たり前ですね。それにしても見事な「煮だこの天日干し」、しかもフルサイズ。「欲しければ持ってきな」(100g400円、ひと姿で2,500円〜3,500円程度のお値段。お客様との試食会も楽しそうに続くこと。どこまでが振舞いで、ご商売はいつ始まるのかな?出鼻をくじかれてしまった手前、鼻だけが旨そうに漂う匂いと味をかぎ分け試食の順番を待っている。

 

 オットト…試食の切り身のデカいこと。おでんを思わせるようなものを手のひらにのせてくれた。ペナペナのそれを想像していただけに太い吸盤もそのまま口の中へ、「甘さも旨さもこれ・たこ」。いっぺんに…これ本物。「夏の強い陽に炙られ干された完成品」。納得です。

 
 「うちのたこは特大、この大きさの4倍はあるのよ!それに前の海で獲れたものだけの限定品」、地元優先。店に来ないと買うことも食べることもできないオリジナル。店に来てくださったお客様には美味しい食べ方もおまけも沢山してくれるそうです。

 お話し好きのおばあちゃんは、いつもより元気に楽しんでおりました。夏の今、岩ガキ、うに、もずく、こりこりアワビが並んでおります。蔵元の多い山形と新潟、山に泊るもよし、海に遊ぶもよし、残暑を乗り切るには「酒と肴の国へ」行ってもいいかな?

 四季折々、店先には獲れたてが並ぶそうです。全〜部、下の海からの贈り物。今回の我が家の楽しみは、2,800円で大きめの「干し煮だこ」と辛口の「大山」でした。

                                     五頭 輝樹(MCS協同組合)